【Int J Clin Oncol】制吐薬適正使用ガイドラインの英語版が公開
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5ヶ月前

【Int J Clin Oncol】制吐薬適正使用ガイドラインの英語版が公開

【Int J Clin Oncol】制吐薬適正使用ガイドラインの英語版が公開
Iiharaらは、 2023年10月に本邦で発刊された制吐薬適正使用ガイドライン2023年10月改訂第3版について、 本年5月、 同ガイドラインの英語版がpublishされたと報告した。 本研究はInt J Clin Oncolにおいて発表された。

📘原著論文

2023 Japan Society of clinical oncology clinical practice guidelines update for antiemesis. Int J Clin Oncol. 2024 May 16. doi: 10.1007/s10147-024-02535-x. Online ahead of print.PMID: 38753042

👨‍⚕HOKUTO監修医コメント

MIndsに沿ってガイドラインが作成されています。 システマティックレビューができなかった3つの課題についてはfuture research questionsとして取り上げられています。

🔢関連コンテンツ

制吐薬適正使用ガイドライン2023改訂ポイント

解説医師 : 国立がん研究センター中央病院 山本駿先生

①総論編

②高催吐レジメン編

③中催吐レジメン編

④軽度・最小度催吐性レジメン編

⑤新規開発薬ホスネツピタント

速報

CLDN18.2陽性進行胃癌へのゾルベツキシマブ併用における制吐療法の適正使用ガイド


第2版より内容を大幅に改訂

日本臨床腫瘍学会による制吐薬適正使用ガイドライン2023年10月改訂第3版は、 抗癌薬、 制吐薬、 および最新の化学療法レジメンを反映するため、 第2版より大幅に改訂された。 同ガイドラインの目的は、 制吐療法に関する包括的な情報を提供し、 患者および医療従事者の双方にとって十分な情報に基づいた意思決定を促進することである。

制吐療法の最新エビデンスを提供

今回の更新では、 2017年のMinds Clinical Practice Guideline Development Manualに基づいて、 1990年1月1日~2020年12月31日までの徹底的な文献検索が行われた。 その結果に基づき、 制吐療法レジメンの有効性に関する新たなエビデンスが提供されている。

最新版では、 13のバックグラウンド・クエスチョン (BQ)、 12のクリニカル・クエスチョン (CQ)、 3つのフューチャーリサーチ・クエスチョン (FQ) が作成された。 さらに、 嘔吐リスク分類も更新された。

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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