HOKUTO編集部
1日前
2024年12月7日~10日にアメリカ・サンディエゴで開催された「米国血液学会 ASH2024」の注目演題ハイライト記事を掲載いたします(随時更新中)。
2024年12月7~10日に米・サンディエゴで開催された米国血液学会 (ASH 2024) について、 Plenaly sessionおよびLate-Breaking Abstracts Session (LBA) の注目トピックスを紹介します (解説 : 大阪国際がんセンター 藤重夫氏)。 (詳細をみる)
再発/難治 (R/R) の濾胞性リンパ腫 (FL) に対し、 レナリドミド+抗CD20抗体リツキシマブへのヒト化Fc修飾細胞溶解性抗CD19抗体tafasitamabの併用効果について、 プラセボを対照に評価した第Ⅲ相二重盲検無作為化比較試験inMINDにおいて、 担当医師評価のPFSは有意な改善を示した。 カナダ・BC Cancer Centre for Lymphoid Cancer and The University of British ColumbiaのLaurie H. Sehn氏が発表した。 (詳細をみる)
新規診断の慢性骨髄性白血病 (CML-CP) におけるABLミリストイルポケット結合型 (STAMP) 阻害薬アシミニブの有効性について、 医師選択の標準TKIを対照に検証した第Ⅲ相多施設オープンラベル無作為化比較試験ASC4FIRSTの長期解析の結果より、 96週時点においても分子遺伝学的大寛解 (MMR) 達成率*が有意に改善した。 米・Augusta UniversityのJorge E. Cortes氏が発表した。 (詳細をみる)
未治療で超低腫瘍量の進行期濾胞性リンパ腫 (FL) に対する抗CD20抗体リツキシマブによる早期介入の有効性について、 経過観察群を対照に検証した第Ⅲ相無作為化比較試験JCOG1411/FLORAの結果より、 EFSが有意に改善した。 東北大学病院血液内科准教授の福原規子氏が発表した。 (詳細をみる)
持続性または慢性の免疫性血小板減少症 (ITP) の成人患者に対する経口BTK阻害薬 rilzabrutinibの有効性および安全性をプラセボを対照に検証した第Ⅲ相プラセボ対照二重盲検無作為化比較試験LUNA 3の結果より、 rilzabrutinibは迅速かつ持続的な血小板反応を示し、 身体的疲労や出血リスク等の安全性やQOL面でも改善を示した。 米・Massachusetts General Hospital, Harvard Medical SchoolのDavid J. Kuter氏が発表した。 (詳細をみる)
新規診断で米国立癌研究所 (NCI) 分類標準リスク (SR) の小児B細胞急性リンパ芽球性白血病 (B-ALL) において、 二重特異性抗体ブリナツモマブ+標準化学療法の併用について、 化学療法単独を対照に検証した第Ⅲ相無作為化比較試験AALL1731の中間解析結果より、 DFSが有意に改善した。米・Seattle Children’s HospitalのRachel E. Rau氏が発表した。同詳細はN Engl J Med. 2024年12月7日オンライン版に同時掲載された。 (詳細をみる)
今後も順次公開予定です!
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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