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6日前

Rhaらは、 HER2陰性の胃癌または食道胃接合部腺癌の1次治療を対象に、 ペムブロリズマブ+化学療法 (ペムブロリズマブ群) とプラセボ+化学療法 (プラセボ群) を比較した第Ⅲ相無作為化比較試験KEYNOTE-859について、 追跡期間中央値54.8ヵ月時点の解析を行った。 その結果、 OS中央値はプラセボ群と比べてペムブロリズマブ群で延長し、 特にPD-L1 CPS 10以上の集団で、 より大きなOSベネフィットが示された。 試験結果はESMO Open誌に発表された。
胃食道接合部腺癌など一部のサブグループでは症例数が少なく、 結果の精度に限界があります。
📖【Lancet Oncol】HER2陰性の未治療胃癌へのペムブロリズマブ併用でOS改善 : KN-859
KEYNOTE-859は、 未治療の局所進行または転移性でHER2陰性の胃癌または食道胃接合部腺癌の患者を対象とした多施設共同、 二重盲検、 第Ⅲ相無作為化比較試験である。 同試験では、 PD-L1発現状態を問わず、 プラセボ + 化学療法と比較してペムブロリズマブ + 化学療法の良好なベネフィット・リスクプロファイルが示されたことが2023年に報告されている。 本報告では、 同試験の追跡期間中央値4.5年時点のアウトカムの解析結果が示された。
対象は、 未治療の局所進行または転移性でHER2陰性の胃癌または食道胃接合部腺癌1,579例である。 患者は以下の2群に1:1で無作為化された。
主要評価項目はOS、 副次評価項目は無増悪生存期間 (PFS)、 奏効率 (ORR)、 奏効期間 (DOR)、 安全性であった。 PFS、 ORR、 DORはRECIST v1.1に基づく盲検下独立中央判定 (BICR) で評価された。データカットオフは2024年9月27日、 追跡期間中央値は54.8ヵ月 (Q1-Q3 46.8-62.1ヵ月)であった。
intention-to-treat (ITT) 集団において、 OS中央値はプラセボ群の11.5ヵ月に比べてペムブロリズマブ群では12.9ヵ月と改善が示された (HR 0.78, 95%CI 0.70-0.86)。
PD-L1発現状況別の解析では、 OS中央値はPD-L1 CPS≥1集団でペムブロリズマブ群が13.0ヵ月、 プラセボ群が11.4ヵ月 (HR 0.74, 95%CI 0.66-0.84)、 PD-L1 CPS≥10集団でペムブロリズマブ群が15.8ヵ月、 プラセボ群が11.8ヵ月 (HR 0.64, 95%CI 0.53-0.77) であり、 特にCPS≥10集団でペムブロリズマブによるOSの改善が大きいことが示された。
Grade3または4の治療関連有害事象 (AE) は、 ペムブロリズマブ群458例 (58.3%)、 プラセボ群388例 (49.3%) に発現した。 Grade5の治療関連AEは、 それぞれ8例 (1.0%)、 16例 (2.0%) であった。
著者らは、 「長期追跡 (追跡期間中央値54.8ヵ月) の結果、 PD-L1の発現状況にかかわらず、 1次治療としてのペムブロリズマブ+化学療法は、 プラセボ+化学療法と比較して有効性が高く、 管理可能な安全性プロファイルが維持された」 と結論付けている。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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