Ekströmらは､ 重症低酸素血症を対象に､ 1日24時間の長期酸素療法による入院/死亡リスクの低減効果について､ 多施設共同無作為化比較試験REDOXで検討した｡ その結果､ 24時間の長期酸素療法を行っても､ 15時間の酸素療法群と比べて1年以内の入院または死亡リスクは低減しなかった (100人年あたり124.7件 vs 124.5件､ HR 0.99[95%CI 0.72-1.36]､ p=0.007)｡ 

📘原著論文

Long-Term Oxygen Therapy for 24 or 15 Hours per Day in Severe Hypoxemia. N Engl J Med. 2024 Sep 19;391(11):977-988. PMID: 39254466.

👨‍⚕️HOKUTO監修医コメント

24時間-15時間の残り最大9時間をどのように使用するかで､ 長期酸素療法患者の負担を軽減できる可能性があります｡

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