海外ジャーナルクラブ
4年前

Sadeghipourらは、 中間リスクまたは高リスクの肺塞栓症 (PE) 患者を対象に、 従来のカテーテル血栓溶解療法 (CDT) +抗凝固療法と抗凝固療法単独療法の有効性を非盲検無作為化臨床試験で検討 (CANARY試験)。 その結果、 抗凝固療法単剤群と比較して、 CDT群の方がその後の転帰が改善されることが示唆された。 本研究は、 JAMA Cardiol誌において発表された。
循環不全なしで右心不全ありの場合には現在のスタンダードでは抗凝固療法が選択されますが、 本研究結果では抗凝固療法に加えてカテーテル血栓溶解療法をした方が転帰が良さそうです。 結論では仮説レベルと書いていますので、 もう少し更なる研究成果の結果を待ちたいところです。
中間リスク、 または高リスクのPEに対する最適な治療法は、 いまだ不明である。
主要評価項目
副次評価項目
中間リスク・高リスクのPE患者において、 抗凝固療法単剤と比較して、 CDTはいくつか有効性と許容可能レベルでの大出血を認めているため、 この仮説を検証する決定的な臨床結果試験が必要である。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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