海外ジャーナルクラブ
2ヶ月前

Munirらは、 未治療の慢性リンパ性白血病 (CLL) 患者を対象に、 BTK阻害薬イブルチニブ+BCL-2阻害薬ベネトクラクス併用療法の有効性および安全性を、 イブルチニブ単剤またはFCR療法*を対照として第Ⅲ相非盲検無作為化比較試験FLAIRで比較評価した。 その結果、 2年以内の骨髄中の測定可能残存病変 (MRD) 陰性化率は、イブルチニブ+ベネトクラクス群が66.2%であったのに対して、 イブルチニブ単剤群が0% (p<0.001)、 FCR群が48.3%であった。 追跡期間中央値62.2ヵ月時において病勢進行または死亡に至った割合は、 イブルチニブ+ベネトクラクス群が6.9%、 イブルチニブ単剤群が22.4% (HR 0.29 [95%CI 0.17-0.49]、 p<0.001)、 FCR群が42.6% (HR 0.13 [95%CI 0.08-0.21]、 p<0.001)、 5年時無増悪生存 (PFS) 率はそれぞれ93.9%、 79.0%、 58.1%であった。
本治療の費用対効果および副作用に関する評価は現在進行中であり、 また本試験は比較的若年の患者を対象としているため、 機能的治癒の可能性を明らかにするには、 さらなる長期追跡調査が求められます。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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