HOKUTO編集部
1年前
未治療の進行性又は転移性淡明細胞型腎細胞癌患者において、 ニボルマブとカボザンチニブの併用投与の効果を、 スニチニブ単剤投与を対照に検証した第Ⅲ相ランダム化比較試験CheckMate 9ERの結果より、 無増悪生存期間 (PFS) 、 全生存期間 (OS) 及び奏効率 (ORR) に対する有益性が示された。
▼中間解析結果
▼追跡結果
未治療の進行性又は転移性淡明細胞型腎細胞癌患者
651例を以下の2群に1:1で割り付けた。
両群間で同様であった。
HR 0.56 (95%CI 0.46-0.68)、 P<0.0001
初回報告時、 OS中央値は両群いずれも未到達
HR 0.70 (95%CI 0.55-0.90)、 P=0.0043
奏効期間中央値 (95%CI)
治療関連AE (グレード3以上) の発現率
ニボルマブとカボザンチニブの併用療法は、 スニチニブ単剤療法と比較し、 PFS、 OSを延長させ、 ORRを改善させることが示唆された。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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