著者

HOKUTO編集部

70日前

【VIRSTAスコア】黄色ブドウ球菌菌血症と感染性心内膜炎:経食道エコーの基準は?



黄色ブドウ球菌による菌血症患者には「感染性心内膜炎」の合併が多いことは有名ですね. では、全例で経食道心エコーを実施すべきなのか?そんな臨床疑問解決のヒントとなるのが今回の計算ツールです。実際の計算は 🔢 VIRSTAスコア をお気に入り登録しご利用ください.


VIRSTAスコア

  • 黄色ブドウ球菌菌血症(SAB)の診断後48時間以内にIEリスクを定量化.
  • 経食道心エコーの優先度を決定するための予測スコアのひとつ.
  • フランスの大学病院8施設においてSABを発症した成人患者を前向きに登録し、 3ヶ月間追跡調査を施行.
  • IEと独立した10の予測因子からなる.

スコア

  • 脳または末梢の塞栓、 髄膜炎 +5
  • 心臓内デバイスまたはIEの既往、経静脈静薬使用 +4
  • 弁膜症の既往、 持続菌血症 +3
  • 市中または医療関連感染、 化膿性脊髄炎 +2
  • 重症敗血症、 CRP>19mg/dL +1

エビデンス

  • ≦2 : 低IEリスク 感度95.8%[94.3-97.8] 陰性的中率98.8%[98.4-99.4]
  • ≧3 : 高IEリスク 経食道心エコー実施を検討

関連コンテンツ

🚑 ERマニュアル | 感染性心内膜炎

🔢 修正Duke診断基準

参考文献

  1. J Infect. 2016 May;72(5):544-53.PMID: 26916042

最終更新:2022年4月18日
監修医師:聖路加国際病院救急部 清水真人

こちらの記事の監修医師
こちらの記事の監修医師
聖路加国際病院 救急部 清水真人先生
聖路加国際病院
救急部 清水真人先生

2013年慶應義塾大学医学部を卒業。初期臨床研修修了後、2015年聖路加国際病院救急部入局。就任間もなく聖路加ベストティーチャー賞を連続受賞。救急・集中治療、 医学教育を専門とする他、Webツールの医療現場での利用に精通し、 複数の雑誌で連載を行う。

聖路加国際病院 救急部 清水真人先生
聖路加国際病院
救急部 清水真人先生

2013年慶應義塾大学医学部を卒業。初期臨床研修修了後、2015年聖路加国際病院救急部入局。就任間もなく聖路加ベストティーチャー賞を連続受賞。救急・集中治療、 医学教育を専門とする他、Webツールの医療現場での利用に精通し、 複数の雑誌で連載を行う。

聖路加国際病院
アプリ、web版でノートを開いたときのイメージ

HOKUTOをご利用いただくには

アプリからの新規登録が必要です。

アプリでの新規登録完了後、アプリ版の全機能と、

Web版のノート機能をご利用いただけるようになります。

※Web版のノート以外の機能は現在開発中です。

今すぐ無料ダウンロード!