海外ジャーナルクラブ
2年前
Sandoval Yらは、 高感度トロポニンT (hs-cTnT)の単回測定によって急性心筋梗塞リスクの低い患者を特定できるか検討するコホート研究を実施 (8万5,610名対象). その結果、 定量下限値6ng/L以下のhs-cTnT単回測定が、 急性心筋梗塞リスクが低い患者を相当数同定できる安全な方法であることを明らかにした. 本研究はCirculation誌において発表された.
定量下限値6ng/L以下のhs-cTnT単回測定は、 急性心筋梗塞のリスクがとても低い患者を相当数同定できる安全な方法であることが明らかとなった.
👨⚕️ HOKUTO監修医コメント
下限値が5→6でもOKということですが、 1.2%のAMI発症をどう捉えるかですね. 心電図の虚血初見なしと組み合わせると0.2%というのは納得ですし、実臨床で使えそうですね.
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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