【野田総合病院】地域医療に貢献する実践型研修
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インタビュー

22日前

【野田総合病院】地域医療に貢献する実践型研修

【野田総合病院】地域医療に貢献する実践型研修
野田総合病院 (千葉) では、 初期研修医が救急外来のファーストタッチを担い、 実践力を磨いていきます。 今回は、 初期研修 (2年次) の浅沼彩太先生に、 研修のリアルや病院の雰囲気について聞きました。 
※インタビューは2025/6/16に実施しました。

研修医の声

研修医1人、 上級医1人の当直体制

──初期研修先に野田総合病院を選んだ理由は。

「千葉県野田市の中核病院として、 地域の救急医療を担っているためです。 研修医が救急外来で積極的にファーストタッチをしている現場を目の当たりにして、 『幅広い症例に触れながら実力がつく現場だ』と考えました」

──実際に研修が始まった印象は?

「想像以上に実践的です。 当直は研修医1人と上級医1人の体制。 検査結果が出るまで研修医が主導して対応し、 必要に応じて上級医に相談して診療を進めます。 最初は緊張の連続でしたが、 徐々に自信が持てるようになりました」

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カテーテルに挑戦する浅沼先生

自分のペースに合わせられる環境

──印象的だったエピソードは?

「呼吸器内科をローテートしていたとき、 『もっと患者さんを診たい』と思い、 総合内科の上級医に相談したところ、 追加で担当させてもらえました。 ローテ中の科に限らず、 声を上げればいろいろな診療機会を与えてもらえます」

──研修のペースは?

「自分のペースに合わせた調整ができますので、 キャパシティに合わせて無理なく段階的にステップアップできます。 担当を増やすのはもちろん、 相談してペースを落とすことも可能です」

──救急研修で得たことは。

「学生時代は病態や治療に目が向きがちでしたが、 地域医療に関わる中で、 患者さんの生活背景や退院後の支援体制まで総合的に考えることの大切さを実感しました。 単に治すのではなく、 『どうすれば安心して家に帰れるか』を考える視点が鍛えられています」

病院の雰囲気

研修医専用スペースで自然と会話が生まれる

──病院全体の雰囲気は?

「研修医の専用スペースが3部屋あり、 自然と同期との交流が生まれます。 医局とは別棟なので、 相談も息抜きも気兼ねなくできます。 誕生日会や飲み会なども頻繁にあり、 チームとしてのつながりを感じます」

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研修医の仲間たちとBBQをした時の様子

「研修医の人数が10人と少ないので、 スタッフとの距離が近いです。 特に救急外来の看護師さんたちとは関わりが多く、 色々相談しています」

声を上げればチャンスがもらえる

──医学生へのメッセージを。

「上級医や指導医との距離が近く、 自分から声を上げれば、 それに応えてくれる環境です。 やる気のある人ほど、 多くのチャンスをもらえます。 病院見学は交通費の補助もあるので、 気軽に来て下さい。 私たち研修医がご案内します」

先生のプロフィール

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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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