医療の最前線から
2日前

世界の注目総説論文を紹介する 「医療の最前線から」。 今回は、 2026年のCA Cancer J Clin誌に掲載された 「胃癌」 に関する総説を取り上げます。 胃癌は世界で年間約97万例が新たに診断され、 多くは進行期で見つかります。 本総説では、 主要な臨床試験とガイドラインの推奨をもとに、 早期癌の内視鏡治療から周術期の免疫療法、 HER2・CLDN18.2を標的とする治療まで、 病期とバイオマーカーに応じた治療戦略が整理されています。
❶ EUSまたはCTでT3/T4なら 「審査腹腔鏡と腹腔洗浄細胞診」 を推奨
❷ 粘膜内癌の 「ESD絶対適応」 はJCOG試験に基づき日本のガイドラインで拡大
❸ 病理Stage IIの術後S-1は 「8サイクル」 維持
❹ 病理Stage IIIの術後療法は 「S-1+ドセタキセル」 がS-1単独よりOS改善
❺ 切除可能胃・GEJ腺癌の周術期FLOTに 「デュルバルマブ」 併用でOS改善
❻ 進行例でdMMR/MSI-Hなら1次から 「免疫療法」 の対象となる
❼ HER2陽性・CPS≧1の1次は化学療法+トラスツズマブに 「ペムブロリズマブ」 追加
❽ HER2陰性・CPS≧1の1次は化学療法に 「PD-1/PD-L1阻害薬」 追加
❾ HER2陰性・CLDN18.2陽性の1次は化学療法に 「ゾルベツキシマブ」 追加
❿ HER2陽性・トラスツズマブ既治療の2次は 「トラスツズマブ デルクステカン」 が優先
原著論文で詳細を確認する

▼HOKUTO臨床コンテンツ
【解説】胃癌・GEJ癌の周術期治療におけるデュルバルマブの位置付けは?
【解説】胃癌・GEJ癌の1次治療 「チスレリズマブの位置付けは?」
【Q&A解説】HER2陰性・CLDN18.2陰性胃癌の1次治療、 医師200人の選択は?
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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