海外ジャーナルクラブ
5ヶ月前

Jimenezらは、 手術または治癒目的の治療が不適格な局所進行・転移性の褐色細胞腫またはパラガングリオーマ患者72例を対象に、 HIF-2α阻害薬ベルズチファン (120mgを1日1回経口投与) の有効性および安全性を国際第Ⅱ相単群試験LITESPARK-015で評価した。 その結果、 追跡期間中央値30.2ヵ月において、 主要評価項目である客観的奏効率 (ORR) は26% (95%CI 17-38%)、 副次評価項目である病勢コントロール率 (DCR) は85% (同74-92%)、 無増悪生存期間 (PFS) 中央値は22.3ヵ月 (同13.8ヵ月-NR)、 24ヵ月全生存 (OS) 率は76%であった。 降圧薬を服用していた60例の32%において、 ベルズチファン投与開始後、 少なくとも6ヵ月間にわたり降圧薬の1日総投与量が50%以上減少した。 治療関連有害事象 (TRAE) として、 Grade3の貧血が22%で認められた。
単群試験であるため比較的結論には限界があるものの、 現在、 バイオマーカー解析や併用療法の研究が進行中であり、 今後の治療発展が期待されます。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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