臨床試験データベース
1年前
ホルモン療法中に進行したホルモン受容体陽性HER2陰性の局所進行性または転移性乳癌患者において、 CDK4/6阻害薬アベマシクリブ+フルベストラントの効果を、 プラセボ+フルベストラントを対照に検証した第Ⅲ相無作為化二重盲検試験MONARCH 2の結果より、 無増悪生存期間 (PFS) と奏効率 (ORR) における有意な改善が示された。
▼中間解析結果
▼追跡結果
ホルモン療法中に進行したホルモン受容体陽性HER2陰性の局所進行性または転移性乳癌患者
669例を以下の2群に2:1で割り付けた
HR 0.536 (95%CI 0.445-0.645)、 p<0.001
オッズ比2.82、 p<0.001
12ヵ月奏効を持続した割合
HR 0.757 (95%CI 0.606-0.945)、 p=0.01
p<0.001
HR 0.625 (95%CI 0.501-0.779)、 p<0.001
治療関連AE (グレード3、 4) の発現率
ホルモン療法中に進行したホルモン受容体陽性HER2陰性の局所進行性または転移性乳癌患者において、 アベマシクリブ群は、 プラセボ群と比較し、 PFSとORRを有意に改善させることが示された。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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