海外ジャーナルクラブ
3年前
Soo RAらは進行NSCLCの患者155名を対象に、 オシメルチニブ+ベバシズマブ併用療法の有効性と安全性を無作為化第II相試験で検証した. 結果、 併用療法とオシメルチニブ単独療法の間で無増悪生存期間 (PFS) に有意な差はみられなかった. 本研究はAnn Oncol.誌に発表された.
なお、日本で実施された無作為化フェーズ2試験(WJOG8715L試験)でも、 EGFR-TKI不応のEGFR T790M変異陽性進行肺腺癌にオシメルチニブとベバシズマブの併用投与をしても、 オシメルチニブ単剤よりもPFSを延長できないことが既に報告されている. JAMA Oncol. 2021 Mar 1;7(3):386-394.
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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