胸腔穿刺で患者死亡、 和解金2700万円
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HOKUTO通信

1年前

胸腔穿刺で患者死亡、 和解金2700万円

胸腔穿刺で患者死亡、 和解金2700万円

宮崎県立日南病院で2021年、 胸腔穿刺後に入院患者が死亡する医療事故があったことが明らかとなった。 病院側は過失を認め、 遺族側に約2700万円の和解金を支払う方針。

県や報道によると、 呼吸状態の悪化に伴い2020年12月に入院した70代の男性患者が、 21年1月に呼吸困難となった。 病院の内科医が、胸水を抜くために胸腔穿刺の処置をしたところ、 容体が急変。 患者は心タンポナーデで死亡した。

胸腔穿刺の処置の際、誤って冠状動脈の分枝を傷つけ出血したという。 県病院局によると、 患者は無気肺や心拡大の可能性があったといい、 「医師が専門医に相談したり、 CT検査で穿刺位置を正確に把握したりして慎重に穿刺すべきだった」 としている

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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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