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海外ジャーナルクラブ

113日前

Lancet:NSCLC患者への術後アテゾリズマブ投与がDFS改善に有効 (IMpower010試験)


Felip Eらのは、 早期非小細胞肺癌 (NSCLC)の術後補助化学療法後に用いられるアテゾリズマブと支持療法 (BSC) の有効性と安全性を無作為化第III相試験において検討 (IMpower010試験). BSCに比し, アテゾリマブによる治療が無病生存期間 (DFS) を延長させたことを報告した. 本研究はLancet誌上において発表された. 

研究デザイン

  • IB期 (腫瘍径4cm以上) ~IIIA期のNSCLCを完全切除された18歳以上の患者.
  • 白金製剤ベースの術後補助化学療法後に、アテゾリズマブ投与 (495名) またはBSC (495名) 群に1:1の比率で無作為に割り付け.
  • 主要評価項目は治験医師評価によるDFS.

研究結果

  • 腫瘍細胞の1%以上にPD-L1を発現しているステージII-IIIA集団の患者 (HR 0-66 ; 95%CI 0-50-0-88 ; p=0-0039) およびII-IIIA期集団の全患者 (HR ; 0-79 95%CI 0-64-0-96 ; P=0-020) において, BSCに比し, アテゾリマブによる治療のほうがDFSを改善した.
  • IB-IIIA期のITT対象集団ではDFSはHR 0.81 (95%CI 0.67-0.99 ; P=0.040) であった.
  • アテゾリズマブに関連する有害事象として, グレード3-4が495例中53例 (11%), グレード5が495例中4例 (1%) に発生した.

原著論文

Jiménez D, et al, Effect of a Pulmonary Embolism Diagnostic Strategy on Clinical Outcomes in Patients Hospitalized for COPD Exacerbation: A Randomized Clinical Trial. JAMA. 2021 Oct 5;326(13):1277-1285. PMID: 34609451


こちらの記事の監修医師
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聖路加国際病院 救急部 清水真人先生
聖路加国際病院
救急部 清水真人先生

2013年慶應義塾大学医学部を卒業。初期臨床研修修了後、2015年聖路加国際病院救急部入局。就任間もなく聖路加ベストティーチャー賞を連続受賞。救急・集中治療、 医学教育を専門とする他、Webツールの医療現場での利用に精通し、 複数の雑誌で連載を行う。

聖路加国際病院 救急部 清水真人先生
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救急部 清水真人先生

2013年慶應義塾大学医学部を卒業。初期臨床研修修了後、2015年聖路加国際病院救急部入局。就任間もなく聖路加ベストティーチャー賞を連続受賞。救急・集中治療、 医学教育を専門とする他、Webツールの医療現場での利用に精通し、 複数の雑誌で連載を行う。

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