海外ジャーナルクラブ
1年前
Turnerらはホルモン受容体(HR)陽性進行乳癌患者を対象に、 フルベストラント+AKT阻害薬capivasertib併用療法の有効性と安全性を第Ⅲ相ランダム化二重盲検試験で検討。 その結果、 フルベストラント+capivasertib併用療法はフルベストラント単独投与に比べて無増悪生存期間 (PFS) を有意に延長したことが明らかとなった。 本研究はNEJM誌において発表された。
国際的なRCTで、 かつさまざまな対象群がincludeされていますが、 Asia人でのサブグループでも十分な有意差を示していますし、 その他のサブグループ解析においても十分有意差を示しています。
AKT経路の活性化は、 内分泌療法抵抗性に関与している。 ホルモン受容体陽性の進行乳癌患者において、 フルベストラントに追加するcapivasertibの有効性と安全性に関するデータは限られている。
アロマターゼ阻害薬による治療中または治療後に再発または病勢進行したホルモン受容体陽性、 HER2陰性の進行乳癌で閉経前、 閉経後および男性の患者。
患者を以下の群に1:1の割合でランダムに割り付け。
PFS
発疹
下痢
アロマターゼ阻害薬による前治療中または治療後に病勢が進行したホルモン受容体陽性進行乳癌患者において、 フルベストラント+ capivasertib併用療法はフルベストラント単独療法よりもPFSを有意に延長した。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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