海外ジャーナルクラブ
1ヶ月前

Chenらは、 後方循環系脳梗塞における、 ブリッジング療法 (BT;血管内血栓除去術+術前の静注血栓溶解療法) と直接血栓除去術 (DT) について、 台湾・韓国の共同レジストリ解析およびメタ解析にて比較した。 その結果、 レジストリ解析では、 BT群はDT群に比べ、 90日後mRSが1段階改善する方向に関連し (中央値 3 vs 4、 調整OR 1.44、 95%CI 1.09–1.91)、 死亡率も低かった (17.4% vs 26.9%、 調整OR 0.51、 95%CI 0.33–0.81)。 症候性頭蓋内出血は同程度であった。 さらにメタ解析でも、 BTは機能的自立 (mRS 0–2) の達成率向上および死亡率低下と関連し、 出血リスクの増加は認められなかった。
傾向スコアマッチングなど広範な統計調整を行ったものの、 既往脳卒中や経口抗凝固薬使用など一部の共変量はSMD>0.2の不均衡のままであった点はlimitationです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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