海外ジャーナルクラブ
1ヶ月前

京都府立大学呼吸器内科分野の片山勇輝氏らの研究グループは、 イピリムマブ+ニボルマブ (I–N) によるデュアルチェックポイント阻害薬で治療された進行非小細胞肺癌 (NSCLC) 患者50例を対象に、 治療開始前の腸内細菌叢が治療効果に与える影響を検討した。 その結果、 腸内細菌叢の多様性が高い患者ではI–N単独治療で予後良好であることが示された。 なお、 この患者群ではPD-1陽性CD8+TIL浸潤や短鎖脂肪酸 (SCFA) 産生菌の増加が認められ、 抗腫瘍免疫応答活性化の関与の可能性が伺えた。 一方、 I–N+化学療法併用群では、 細菌叢多様性と治療効果に関連はみられなかった。
治療中の腸内細菌叢の動的変化は追跡されておらず、 食事などの潜在的交絡因子も体系的に統制されていない点がlimitationです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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