【JAMA Netw Open】進行/再発NSCLCの多遺伝子検査、 日本は不十分
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海外ジャーナルクラブ

22日前

【JAMA Netw Open】進行/再発NSCLCの多遺伝子検査、 日本は不十分

【JAMA Netw Open】進行/再発NSCLCの多遺伝子検査、 日本は不十分
坂本氏らは、 進行/再発非小細胞肺癌 (NSCLC) 患者を対象に、 ドライバー遺伝子変異のバイオマーカー検査と標的治療の実施状況について、 コホート研究REVEALで調査した。 その結果、 多遺伝子検査が日本では十分に実施されていないことが示唆された。 本研究はJAMA Netw Open誌において発表された。

📘原著論文

Biomarker Testing in Patients With Unresectable Advanced or Recurrent Non-Small Cell Lung Cancer. JAMA Netw Open. 2023 Dec 1;6(12):e2347700. PMID: 38100106

👨‍⚕HOKUTO監修医コメント

Limitationにも記載がありますが、 今回のデータセットは連続的な患者登録ではない点でselection biasの可能性が否定できないですが、 本邦では多遺伝子検査の実施が十分ではないようです。

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ドライバー遺伝子変異/転座陽性NSCLCに対する治療方針


研究の背景

NSCLCの治療選択において、 ドライバー変異のバイオマーカー検査は不可欠であるが、 実施状況は不十分である。

研究デザイン

対象

2021年1月1日~3月18日に進行または再発したNSCLC患者 : 1,479例

方法

日本全国29施設から後ろ向きデータ収集を行い、 バイオマーカー検査の実施状況について前向き追跡調査

主要評価項目

バイオマーカー検査の実施割合

副次評価項目

治療関連因子

研究結果

主要評価項目

  • 多遺伝子検査実施割合 : 47.7%
  • 単一遺伝子検査実施割合 : 57.3%
  • 両検査実施割合 : 18.9%

副次評価項目

全身状態不良、 扁平上皮癌、 その他の併存疾患が多遺伝子検査実施の阻害と関連していた。

第一選択治療として標的治療を受けた患者割合

  • EGFR変異 : 94.6%
  • ALK変異 : 78.1%
  • ROS1変異 : 62.5%
  • BRAF変異 : 75.0%
  • MET変異 : 63.2%

生存期間中央値

  • 変異陽性×標的治療実施 : 24.3ヵ月
  • 変異陽性×標的治療未実施 : 15.2ヵ月
  • 変異陰性 : 11.0ヵ月

結論

本邦においては多遺伝子検査の実施が不十分な状況であり、 積極的なバイオマーカー検査の実施が求められる。

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HOKUTO編集部
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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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