海外ジャーナルクラブ
6ヶ月前

近畿大学内科学腫瘍内科部門の黒崎隆氏らの研究グループは、 プラチナベースの化学療法+抗PD-L1抗体併用 (Chemo+ICIコホート) とプラチナベースの化学療法 (Chemoコホート) を受けた進展型小細胞肺癌 (ED-SCLC) 患者146例を対象に、 B7-H3およびデルタ様リガンド3 (DLL3) の発現状態が効果に及ぼす影響を後ろ向きのコホート研究で評価した。 その結果、 Chemo+ICIコホートにおいてB7-H3高発現群は低発現群と比べて無増悪生存期間 (PFS) 中央値が有意に短く (4.3ヵ月 vs 5.4ヵ月、 HR 2.11 [95%CI 1.08-4.10]、 p=0.03)、 全生存期間 (OS) も短い傾向が認められた (8.4ヵ月 vs 14.2ヵ月、 HR 1.83 [95%CI 0.91-3.69]、 p=0.09)。 一方、 ChemoコホートではB7-H3発現と生存転帰に関連は認められなかった。
本研究は、 ED-SCLCにおいて、 B7-H3高発現がPD-L1抗体治療の抵抗性に関与している可能性を示唆しています。 実際の英語の表現でも、 suggestとmightを使用して仮説を提唱しています。
進展型SCLCの維持療法、 lurbinectedin上乗せでOS改善 : 第Ⅲ相IMforte
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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