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22日前

Huらは、 中血管閉塞による中等症から重症の急性虚血性脳卒中患者に対して、 内科的管理への血栓回収療法の追加が機能的転帰を改善するかどうかを非盲検無作為化比較試験で検討した。 その結果、 90日時点の機能的自立 (mRSスコア0~2) 割合は、 血栓回収療法群で58.6%、 内科的管理単独の対照群で46.6%であり、 調整率比1.24で血栓回収療法群で有意に高率であった。 一方で、 血栓回収療法は症候性頭蓋内出血リスクも高めた。 試験結果はNEJM誌に発表された。
NIHSS 6点未満の軽症例は、 過去の観察研究や最近の無作為化比較試験で血栓回収療法の追加効果が乏しいと示唆されていたため除外されており、 軽症患者への一般化には限界があります。
中血管閉塞による急性虚血性脳卒中への血管内血栓回収療法の成績は試験によって一貫しておらず、 中血管閉塞かつ中等症から重症の神経脱落症状を有する患者において、 血栓回収療法が機能的転帰を改善するかは明らかでない。
本研究は、 中国48施設で実施された評価者盲検下の非盲検無作為化比較試験である。 中血管閉塞による中等症から重症の脳卒中発症後24時間以内、 NIHSS 6点以上の患者を、 血栓回収療法+内科的管理群 (血栓回収療法群) または内科的管理単独群 (対照群) に1:1で割り付けた。
主要評価項目は、 90日時点のmRSスコアのシフトによる機能障害であったが、 比例オッズ仮定を満たさなかったため、 事前規定に従いmRSスコア0~2の機能的自立を用いた。
安全性評価項目は、 症候性頭蓋内出血および90日死亡率とした。
血栓回収療法群280例、 対照群283例において、 NIHSSスコア中央値は10点 (範囲3~36点)、 36.6%が静脈内血栓溶解療法を受けた。
90日時点の機能的自立割合は、 血栓回収療法群で対照群に比べて有意に高かった。
90日時点の機能的自立
調整率比1.24 (95%CI 1.07-1.44、 p=0.004)
症候性頭蓋内出血の発現率
90日死亡率
著者らは、 「中血管閉塞による急性虚血性脳卒中で中等症から重症の神経脱落症状を有する患者において、 血栓回収療法は内科的管理単独と比較して機能的自立の可能性を高めた一方、 症候性頭蓋内出血リスクも高かった」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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