海外ジャーナルクラブ
7ヶ月前

Hookらは、早期梅毒患者(ヒト免疫不全ウイルス[HIV]感染の有無を問わず) 249例を対象に、 ペニシリンGベンザチン筋注240万単位の単回投与と3回 (240万単位/回を週1回、 連続3回) 投与の有効性を海外多施設共同第Ⅳ相無作為化非劣性試験で比較評価した。 その結果、 主要評価項目である6ヵ月時に血清学的反応*が認められた割合は、単回投与群が76% (95%CI 68-82%) であり、 3回投与群の70% (同61-77%) に対する非劣性が検証された (群間差 -9%㌽ [90%CI -15--3%㌽]、 非劣性マージンは10%㌽)。 HIV感染の有無別のサブグループにおいて6ヵ月時に血清学的反応が認められた割合は、 単回投与群ではHIV感染者が76%、 非感染者が76%、 3回投与群ではHIV感染者が71%、 非感染者が70%であった。
本試験は女性および妊婦のデータが不十分であり、 また罹患期間不明の潜伏梅毒症例が除外されているため、 妊婦、 後期梅毒、 罹患期間不明の潜伏梅毒、 臨床的神経梅毒に対する治療評価は今後の研究課題です。
薬剤情報
ステルイズ水性懸濁筋注60万単位シリンジ / 240万単位シリンジ
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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