海外ジャーナルクラブ
2年前
Kishanらは、 臨床的に限局した前立腺癌の患者を対象に、 MRIガイド下による定位放射線治療 (SBRT) によるマージン縮小がCTガイド下SBRTに比べ泌尿器系 (GU) 毒性を低減させるかを第Ⅲ相無作為化比較試験で検討。 その結果、 CTガイド下SBRTと比較して、 MRIガイド下SBRTは中等度の急性期毒性および患者報告によるQOLの低下の両方を有意に減少させた。 本研究は、 JAMA Oncol誌において発表された。
単施設でのRCTでunblindである点は大きなlimitationと言えます。 また、 急性期アウトカムのみとなっていますが、 癌研究ですの長期アウトカムは必要です。 本研究には続編として2年後のアウトカム調査が予定されているようです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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