海外ジャーナルクラブ
19日前

Xuらは、 中国・上海郊外の成人を対象に、 豆類摂取量と高尿酸血症発症の関連を大規模前向きコホート研究で検討した。 その結果、 豆類摂取量と高尿酸血症リスクの関係は非線形であり、 1日6~28gの摂取で有意なリスク低下が認められた。 試験結果はNutrients誌に発表された。
豆類摂取量は食物摂取頻度調査票 (FFQ) を用いて評価しており、 想起バイアスは避けられません。
本研究は、 中国の成人における豆類摂取量と高尿酸血症発症との関連を、 大規模前向きコホートデータを用いて評価することを目的とした。
上海郊外成人コホート・バイオバンク (SSACB) を用いて関連を評価した。
Cox比例ハザードモデルでHR、 制限付き三次スプライン (RCS) で用量反応関係を評価した。
対象の4万3,371例にて、 22万5,002.40人年で高尿酸血症の新規発症は1,456例であった (発症密度6.47/1000人年 [95%CI 6.14-6.80])。
豆類摂取量が多いほど発症密度は低下し、 1g/日増加ごとにリスクは2%低下した (HR 0.98 [95%CI 0.97-0.99、 p<0.05])。
最低三分位 (Q1) と比較し、 最高三分位 (Q3) は完全調整モデルで26%のリスク低下を示した (HR 0.74, 95%CI 0.64-0.86, p<0.05)。
RCSは有意な非線形関係を示し (全体p<0.001、 非線形p=0.0013)、 6~28g/日で有意なリスク低下が認められた。
著者らは、 「豆類摂取量は上海郊外成人において高尿酸血症リスクと非線形かつ逆相関しており、 豆類摂取の改善を含む食事構造の合理的調整が高尿酸血症の予防・管理に有効な可能性がある」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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