海外ジャーナルクラブ
2ヶ月前
Kudvaらは、 インスリン治療を受けている2型糖尿病患者を対象に、 自動インスリン投与システム (AID) の有効性を無作為化比較試験で検討した。 その結果、 HbA1c値はAID群で0.9%㌽ (8.2±1.4%から13週目7.3±0.9%へ)、 対照群で0.3%㌽ (8.1±1.2%から7.7±1.1%へ) 減少し、 平均調整後差が-0.6%㌽ (95%CI -0.8~-0.4%㌽、 P<0.001) であったことから、 AIDはHbA1c値の有意な改善をもたらすことが明らかとなった。 試験結果はNEJM誌に発表された。
対象がインスリン治療中の2型糖尿病成人に限られていること、 追跡期間が13週間と短いこと、 デバイス操作のトレーニングに要した時間のデータがなかったことなどをlimitationに挙げています。
【NEJM】オープンソースの自動インスリン投与システムで1型DM患者の血糖値改善
※X (旧Twitter) の利用規約に基づき、 サブライセンスが認められている埋め込み形式でポストを紹介しています。 掲載停止のご希望がある場合は、 XのHOKUTO公式アカウント (@HOKUTOmed) までDMでご連絡をお願いします。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。