寄稿ライター
2年前
2024年4月に迫った医師の働き方改革で、 お金の未来はどう変わるのか。 気になっている医師も多いでしょう。 連載 「医師とお金・考」 の2回目は、 専門家がこの点を深掘りします。
連載1回目 「高所得医師の資産運用&節税戦略」 では、 攻め (資産運用) と守り (節税) のバランスを大切にすることが医師の資産を増やすポイントであることを紹介しました。 今回は、 働き方改革に対応するには 「守り」 の重要度が増すことを解説します。
医師の働き方改革では、 時間外労働の上限規制や連続勤務時間の制限、 勤務間インターバルなどが実施されます。 これらは医師の労働環境の改善などを目指していますが、 「医師の給与減少時代」 が到来する可能性があることも意味します。
医師の強みは高い給与水準に裏打ちされた 「原資」 (資産運用の元となる資金) の大きさです。 資産運用 (攻め) は原資が大きければリターンの額も大きくなることが期待されますが、 医師の給与減少時代では、 その強みが削がれます。
一方、 節税 (守り) ばかりは苦しく、 限界があります。 給与減少時代では、 守りに入りすぎず、 「攻め」 で資産を増やしつつ、 それをしっかり守るバランスのとり方が重要です。
医師の節税方法としては、 以下が挙げられます。
節税には税制の知識や法律の理解が必要で、 度を超えた節税はおすすめできません。 多忙な医師にとって、 自分で節税対策をする時間を確保することも難しいでしょう。 そんな時は専門家に相談することもおすすめです。
>>瀧山さんのマネープランニング無料診断はコチラ
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。