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HOKUTO通信

23日前

「糖尿病」の名称を1~2年で変更へ、日本糖尿病協会

「糖尿病」 の名称が変わるかもしれない。 過去には痴呆症が 「認知症」 に、 精神分裂病が 「統合失調症」 に変更された。 名称変更の是非も含め、 あなたはどう考える?

日本糖尿病協会が7日、 都内で開いたセミナーで、 「糖尿病」 の名称変更を検討する方針を明らかにした。 日本糖尿病学会と連携し、 今後1~2年で新たな病名を提言したい考え。

患者9割が病名に不快感

協会が糖尿病患者を対象に行ったアンケート (2021年11月8日~22年9月30日) によると、 回答者1068人のうち約9割が病名に不快感や抵抗感を持っていることが分かった。 さらに疾病の実態を正確に表す言葉に病名を変更するよう希望する人が8割に上ったという。

アンケートでは、 病名が変わればマイナスイメージも変わるとの回答が5割以上を占めた。 協会は 「病名を変更すればすべての問題が解決するわけではないが、 社会を動かす大きなきっかけになる」 としている。

「謝った認識が差別を生む」

糖尿病は、 食習慣や運動習慣のほかに、 遺伝的な要因など様々な要因が関係して発症する。 ただ、 糖尿病という単語は 「生活習慣が悪い」 「だらしない」 などと周囲から見られやすい。

そういった偏見を恐れて、同僚や家族に糖尿病のことを言わず、医師の診察時などに隠す人も多いという。

協会の清野裕理事長はセミナーで 「糖尿病に対する誤った認識が偏見を助長し、 差別を生んでいる」 と指摘。 就職が不利になったり、 怠け者のような目で見られたりするケースを挙げ、 こういった事態を改善する必要性を強調した。

日本糖尿病協会の清野裕理事長(写真:日本糖尿病協会提供)

用語見直しを推進

協会は既に、 糖尿病にまつわる医療用語などを見直すプロジェクトを進めている。 例えば、 糖尿病患者を 「糖尿病のある人」 に、 療養指導を 「サポート」 に、 血糖コントロールを 「血糖管理」 に、 それぞれ置き換えることを推進している。

このプロジェクトには製薬企業や医療機器メーカーなど24社 (11月1日現在) が賛同。 企業は 「スティグマ」 (負のレッテル) をなくす啓発活動に取り組むという。


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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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