海外ジャーナルクラブ
2ヶ月前
Couperらは、英国の11の救急医療システムにおける成人院外心停止患者を対象に、 エピネフリンなどの薬剤投与時の血管アクセス戦略が臨床転帰に及ぼす影響を多施設共同非盲検無作為化比較試験で検討した。 その結果、 主要評価項目の30日後生存率は骨髄路確保群(3,040例)が4.5%、 静脈路確保群(3,042例)が5.1%であり、 両群間で有意差は認められなかった (調整オッズ比0.94、 95%CI 0.68~1.32、 P=0.74)。
日本では、 病院前に静脈路を確保することよりも輸液セットを作ることに多くの時間を要していることが明らかになっています。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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