インタビュー
6ヶ月前
公立西知多総合病院 (愛知県東海市) の研修プログラムは、 救急医療の充実した教育体制が特徴だといいます。 研修医 (1年次) の林 海渡先生に研修の特徴などを聞きました。
――公立西知多総合病院を研修先に選んだ理由は。
「私は初期研修の2年間で、 基本的な救急初期対応の会得を大きな目標としています。 西知多総合病院では、 救急専門医が側にいる中で、 研修医が救急車とwalk-in両方の初期対応~コンサル / 処方までを経験できる点が魅力でした」
「初期対応の後、 足りない部分を上級医が問診・診察し、 フィードバックとアドバイスがあるので、 自分の足りなかった部分を一症例ごとに学ぶことができます」
――実際に入職した感想は。
「自分が学びたいことに合わせて徹底した教育が受けられる環境が整っていると思います。 最初のローテが循環器内科でしたが、 『この1ヵ月で循環器疾患の救急対応ができるようになりたい』と伝えると、 回診時に積極的にエコーの練習をさせていただけるようになりました」
「ローテによって空き時間が多くできる科もあり、 その時間を使って自分の勉強をしたり、 手技の練習をしたり、 研修医室で同期と情報共有をしたりしています」
――入職後に感じたギャップは?
「ギャップは今のところありませんが、 研修中に、 自分がまだ未熟な故、 厳しさを痛感することはたくさんあります。 現在は2年次の先輩と一緒に夜間当直をしていますが、 今後一人当直が始まります。 『一人当直』とはいえ待機の内科直・外科直の先生方、 看護師や放射線技師の方々から常にサポートを受けられますが、 早く独り立ちできるようにならねばと考えています」
――上級医やコメディカルとの関係性はどうか。
「現場では、 チーム医療の重要性を強く感じます。 例えば循環器内科のカテーテル治療では看護師、 放射線技師の方々の協力なくしては治療を行えないということをよく実感しました。 その上で一方的な協力関係ではなく、 各メンバーがお互いの役割を理解し、 尊重し合っているからこそ、 あの仲の良さが生まれているのだと学びました」
「1年次と2年次の研修医室は完全に分かれていますが、 隣の部屋なので分からないことがあればすぐに相談に行けます。 特に入職したての4月は、 2年次の先生方がカルテの使い方などを徹底的にサポートしてくれました」
――最後に、 医学生へメッセージを。
「西知多総合病院では研修医の目標に応じた手厚いサポート体勢が整っており、 目標を持って2年間を過ごしたい人にお勧めです。 研修の自由度の高さ・雰囲気の良さも魅力なので、 ぜひ見学に来て下さい」
▶ 同病院 研修医募集のページ
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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