HOKUTO通信
10ヶ月前
患者の暴言・暴力などに悩まされたことありませんか?医師の約7割がペイシェントハラスメント (ペイハラ) を経験していることが明らかとなりました。
医師向け転職サイトなどを運営するエムステージが2023年11月、 ウェブ上でペイハラ事情をアンケート。 医師461人から回答を得ました。
診察でペイハラを受けた経験がある医師は69.6%でした。 経験がある医師に、 ペイハラが起きた原因を複数回答で尋ねたところ、 「治療方針・内容」 が最も多く、 「医師の言動」 「待ち時間」 などが続きました【図1参照】。
ペイハラの具体的な内容 (複数回答) については、 「暴言、 怒鳴るなど言葉によるもの」 が突出して多く、 「居座り行為」 や 「殴る、 物を投げるなど身体的なもの」 が続きました【図2参照】。
ペイハラの内容を自由記述で尋ねたところ
ペイハラに関する対応マニュアルが勤務先で示されているか尋ねたところ、 「示されている」 との回答は18.7%にとどまりました。 8割超が 「示されていない」 「知らない・分からない」 と答えました【図3参照】。
株式会社エムステージ : 「ペイシェントハラスメント」 について、 アンケート調査を実施
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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