海外ジャーナルクラブ
6日前
Baldusらは、 2次性僧帽弁逆流症を合併した心不全患者を対象に、 MitraClipを用いた経皮的僧帽弁接合不全修復術 (TEER) と外科手術の有効性を非劣性試験MATTERHORNで比較した。 主要評価項目は、 術後1年以内の死亡、 心不全による入院、 僧帽弁再治療、 補助装置植え込み、 脳卒中の複合とした。 その結果、 TEER群では96例中16例 (16.7%) に、 手術群では89例中20例 (22.5%) に主要評価項目の事象が1件以上発生した (推定平均差は-6%㌽、 95%CI -17~6、 非劣性のp<0.001)。
Transcatheter Repair versus Mitral-Valve Surgery for Secondary Mitral Regurgitation. N Engl J Med. 2024; 391(19): 1787-1798. PMID: 39216093
複合アウトカムになっていますが、 それぞれの個別アウトカムにおいて全て経カテーテル術が良い結果になっています。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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