海外ジャーナルクラブ
2ヶ月前

Liらは、 全身性エリテマトーデス (SLE) 患者におけるヒドロキシクロロキン (HCQ) の用量別のベネフィットとリスクを、 2010~21年の台湾国民健康保険データベースを用いた後ろ向きの全国規模研究で検討した。 患者はHCQの初回処方量に基づき、 高用量HCQ群 (≥400mg/日) 878例と低用量HCQ群 (<400mg/日) 2万2,405例に分類された。 その結果、 逆確率重み付け後、 高用量HCQ群は冠動脈疾患 (CAD) リスク低下 (HR 0.86 [95%CI 0.80-0.93]) および静脈血栓塞栓症 (VTE) リスク低下 (HR 0.40 [95%CI 0.33-0.49]) と関連した。 一方、 虚血性脳卒中、 末期腎不全、 悪性腫瘍、 HCQ網膜症のリスクに用量依存的な差は認められなかったが、 45歳超では高用量HCQ群でHCQ網膜症リスクが増加した (HR 1.87 [95%CI 1.45-2.42])。
平均6年間の追跡期間において、 虚血性脳卒中、 末期腎不全、 悪性腫瘍、 HCQ網膜症のリスクで用量による差は認められなかったとのことです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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