海外ジャーナルクラブ
4年前

Powellらは, トラスツズマブ デルクステカン (T-DXd) 単剤療法の第Ⅰ相および第Ⅱ相試験9件の統合解析を基に, T-DXd投与患者における薬剤性間質性肺疾患 (ILD) および肺炎の発生状況を検討. その結果, 重篤な治療を受けた患者の統合解析では, ILD/肺炎の発生率は15.4%で, そのほとんどは低悪性度かつ治療開始後12カ月間に発生したものであることが明らかとなった. 本研究は, ESMO Open誌に発表された.
本研究は9つの研究の患者を統合して解析しています. 登録1150名のうち506名は日本からの症例であり, 日本人以外と比較すると薬剤性間質性肺疾患のHRは2を超えています. 薬剤性間質性肺疾患は日本人に起こりやすいと言えます.
対象は、 9つの試験でT-DXdを投与された患者で、 治験責任医師が評価したILD/肺炎の事象を, 独立した判定委員会が後ろ向きにレビューし, 薬剤関連ILD/肺炎と判定された事象を要約した.
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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