HOKUTO編集部
24日前
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DUO-E試験¹⁾およびNRG-GY018/KEYNOTE-868試験 (NRG-GY018試験)²⁾の登録基準等に基づき、 実臨床でそれぞれのレジメンを使い分けることが重要である。
例えば、 術後化学療法から12ヵ月以下での再発に対しては、 これまで通りレンバチニブ+ペムブロリズマブ療法がよい適応と考えられる。 子宮癌肉腫の進行・再発に対しては、 DUO-Eレジメンを用いることが合理的である。
一方で、 DUO-E試験とNRG-GY018試験の主要評価に関する統計設定は全く異なっており、 そもそも同じ土俵で両レジメンの有効性を直接比較することは難しい。
両レジメンでは、 臨床試験における各層別化因子のサブグループ解析結果やコンパニオン診断薬の有無、 医療費、 さらには投与方法など、 それぞれに多くのメリットとデメリットが存在している。
そのため、 各レジメンのメリット・デメリットを患者と共有し、 患者ごとのニーズを把握した上で、 shared decision makingのプロセスを通じて一緒に治療法を決定していくことが望ましい。
DUO-E試験・NRG-GY018試験の詳細と西川先生による解説については、 以下記事をご参照下さい。
【DUO-E&NRG-GY018レジメン】進行・再発子宮体癌の複合免疫療法
第1回 【KEYNOTE-A18レジメン】ペムブロリズマブ+CCRT : 子宮頸癌治療の大きな転換期
第2回 【DUO-E&NRG-GY018レジメン】進行・再発子宮体癌の複合免疫療法
第3回 婦人科癌で注目されるADCは?
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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