HOKUTO通信
8ヶ月前
スクラブの着用頻度が増加する一方、 看護師など他職種と混同されることもーー。 メディカルアパレルのクラシコ (東京) が行った調査でこんな結果が明らかとなりました。
調査は2024年1月、 普段白衣とスクラブをそれぞれ月1回着ている20~50代の医師200人を対象にインターネットで実施されました。
まず、 白衣とスクラブのどちらを多く着用するか尋ねたところ、 「白衣」 44.5%、 「スクラブ」 が55.5%となりました。
以前と比べたスクラブの着用頻度については 「変わらない」 が65%と多いものの、 「増えた」 も28.5%に上りました。 理由としては 「スクラブの方がコンパクトで洗いやすい」 「色が複数選べる」 などの声がありました。
一方、 スクラブ着用時に他職種と間違えられたことがある医師は22%に上りました。 看護師と混同されやすいという声が多く、 特に女性医師は50%が経験していました。
医師からは 「医師と看護師では役割が異なるため、 患者とのコミュニケーションの齟齬が起こり、 診察・回診に支障が出た」 との声が寄せられたといいます。
働くモチベーションの上がるシチュエーションについて複数回答で尋ねたところ、 「患者さんに感謝される」 (46%)、 「患者さんが快復する」 (44.5%) に続き、 「着心地の良いユニフォームを着る」 (26%) が3位になりました。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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