寄稿ライター
2ヶ月前

医局ウォッチャーこと、 コアライ ミナトです。 今回のテーマは、 【医局満足度】です。
「医局への不満」 って語られがちですよね。 若手や中堅医師の飲み会では鉄板ネタの一つで、 SNSでも定期的に盛り上がっています。
ただ周囲では 「不満をすごく言うけれど、 ずっと医局員」 という人が、 意外と多いんですよね。
そこで現役医局員が、 どのくらい医局に満足しているのか、 そのあたりを深掘りしてみます。

HOKUTO読者を対象に 「現在、 医局に所属している先生に質問です。 医局の満足度は100点満点中何点ですか?」 と質問し、 自由に点数を回答してもらいました。
アンケートでは現在医局に所属している人数は3374人で、 有効回答数は3121人。 0点は有効、 空欄は無効としました。 100点を超える回答もルール上無効としましたが、 そういった回答が3つあり、 なんだかほっこりしました(70000点とか…)。
まず全体の傾向です。
平均点は65.4点(中央値70)でした。
……想像していたよりも高い!みなさん、 実は医局のことが結構好きなのかもしれません。
と勝手に解釈し、 グラフにしてみるとこんな感じ。

医局は文句を言いやすい組織ですし、 不満はどうしても目立ちます。 でも、 少なくともこの数字を見る限り、 「嫌々続けている」 人ばかりではなさそうですね。
続いて、 年代別です。

大差はありませんが、 20代と70代の満足度がやや高いようですね。
20代は、 自ら望んでその医局に入った直後ですし、 教わることが多い時期でもあります。
症例経験や専門医取得など医局のメリットをダイレクトに享受しやすいでしょう。
70代は、 定年を過ぎて在籍し続けているわけなので、 そりゃ好きでしょう。 この年代になると指示されることも少なそう。
最後は診療科別の集計です。

産婦人科系の低さ、 救急系の高さが目立ちます。 個人的に 「産婦人科医局のしんどい話」 ってあまり聞いたことがなかったので、 今後意識して情報収集してみたいと思います。
参考程度に、 細かい科別のデータも載せておきます。

医局員の医局に対する満足度について、 調査しました。
個人的に印象的だったのは、 やはり 「全体的に点数が高かった」 という点です。
僕のような医局を離れた人間からすると、 医局員に対して使命感・忍耐力といったイメージをもっていたのですが、 案外 「快適だから所属している」 という側面もあるのかもしれません。
さて、 今回は以上です。

>>著者が運営するブログはコチラ : 「勤務医のマーチ」

編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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