海外ジャーナルクラブ
3ヶ月前
Fiorentinoらは、 成人皮膚筋炎患者を対象に、 IFNβ特異的モノクローナル抗体dazukibartの有効性を第II相多施設共同二重盲検無作為化プラセボ対照比較試験で検討した。 その結果、 皮膚優位型コホートでの試験開始前から12週時点までのCDASI-Aスコア変化量は、 ステージ1最大解析対象集団 (FAS) のdazukibart 600mg群が-18.8 (プラセボ調整差-14.8、 p<0.0001)、 ステージ1、 2、 2a統合FASのdazukibart 600mg群が-19.2 (同-16.3、 p<0.0001)、 150mg群が-16.6 (同-13.7、 p<0.0001) となり、 dazukibartにより疾患活動性が有意に低下し、 安全性も概ね良好であることが示された。
現在既に第III相試験が進行中ですので、 その結果に期待したいです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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