HOKUTO通信
7ヶ月前
救急搬送の総数は年々増え続けています。 では、 10年前と比較し、 実際に受け入れ人数が増えた病院はどこなのでしょう。
前回記事 (【救急搬送①】全国トップは「湘南鎌倉総合病院」、都道府県別も紹介) は、 救急搬送の受け入れ人数が多い病院について、 全国・地域別でご紹介しました。 下の表は全国の上位30病院です。
今回は、 10年前と比べて受け入れが増えた病院をみていきましょう。 厚生労働省が毎年公表している 「救命救急センターの評価結果」 について、 最新の2023年 (暦年) と2013年度を比較しました。
調査期間が年度から暦年に変わっていること、 2013年度以降に救命救急センターに指定された病院はランキングに登場しないこと、 にご留意下さい。
全国トップは大阪医科薬科大病院で、 6倍も増加しました。 次いで市立札幌病院の5.24倍、 岡山大病院の4.87倍で、 全国13病院で2倍を超えました。
下の表は、 増加率の高い上位50病院です。
次に、 人口10万人あたりの救急搬送人数で比較しました。 全国トップは佐世保市総合医療センターで8.22倍。 市立札幌病院の6.7倍、 りんくう総合医療センターの5.87倍と続きました。
厚生労働省 : 救命救急センターの評価結果 (令和5年) について
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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