海外ジャーナルクラブ
1年前

Armonら米国神経学会のメンバーは、 頸部・腰部神経根症および脊柱管狭窄症に用いる硬膜外ステロイド注射 (ESI) による疼痛および障害の軽減効果を評価すべく、 システマティックレビューを実施した。 その結果、 ESIにより頸部および腰部神経根症の短期的な疼痛・障害が軽減する可能性が高く、 長期的な障害が軽減する可能性があることが示された一方で、 長期的な疼痛に対する効果を評価するにはエビデンスが不十分であった。 また、 腰部脊柱管狭窄症では、 短期的および長期的な障害が軽減する可能性があるものの、 短期的な疼痛は軽減しない可能性が高いことが示され、 長期的な疼痛に対するエビデンスは不十分であった。 頚部脊柱管狭窄症でも十分なエビデンスは得られなかった。
原文では 「probably」 と 「possibly」 を使用して可能性の程度を表現しています。 同じ可能性でも、 probably>>>possiblyです。 頚椎および腰椎の神経根症の短期的疼痛・障害が軽減する、 腰部脊柱管狭窄症の短期的疼痛は軽減されない、 の表現で 「probably」 が用いられています。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。