【論文解説】辺縁帯リンパ腫の診断と管理のためのガイドライン
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HOKUTO編集部

1ヶ月前

【論文解説】辺縁帯リンパ腫の診断と管理のためのガイドライン

【論文解説】辺縁帯リンパ腫の診断と管理のためのガイドライン

Guideline for the diagnosis and management of marginal zone lymphomas: A British Society of Haematology Guideline.

Br J Haematol 2023年11月13日オンライン版

Br J Haematol誌に掲載された、 英国血液学会の辺縁帯リンパ腫 (MZL) の診断と管理のためのガイドラインに関する論文を紹介します。

解説医師

【論文解説】辺縁帯リンパ腫の診断と管理のためのガイドライン

鑑別診断に用いられるマーカー

MZLの予後は概して良好ではあるが、 血液内科の外来に紹介されてくる症例も多く、 今回の総説は基本的な内容を確認する上で参考となる。 特に診断に用いられるマーカーが列挙されているのは有用である。

免疫染色に関しては、 現実的には全てを最初から染色することは困難かもしれないが、 鑑別診断に困った際は必要に応じて残りの染色を追加するという流れでも良いと考えられる。

また、 重要な点として、 B-cell clonalityをPCRで評価した際に、 形態学的に全く根拠がなければ、 オリゴクローナル/クローナルというだけではB細胞リンパ腫と診断するには不十分という注意が記載されている。

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Br J Haematol. 2024 Jan;204(1):86-107. PMID: 37957111を基に作図

部位別の併存疾患

胃にMZLを認めた際にはHelicobacter pyloriの感染の有無を評価するのは有名であるが、 他の部位における感染症等の併存疾患のリストが参考となる。

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Br J Haematol. 2024 Jan;204(1):86-107. PMID: 37957111を基に作図

胃部MZLの治療アルゴリズム

Helicobacter pyloriの除菌がまず重要である。 治療後の再検査のタイミングなども参考となる。

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*糞便負荷試験 (および/または尿素呼気試験)、 血清学的検査、 免疫組織化学的検査
**便潜血検査または尿素呼気試験
***明らかな進行、 深部浸潤、 リンパ節腫脹、 t(11:18)の存在など
Br J Haematol. 2024 Jan;204(1):86-107. PMID: 37957111を基に作図

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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