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1時間前

Kuykendallらは、 標準治療を受けている瀉血依存の真性多血症患者を対象に、 ヘプシジン模倣ペプチドrusfertideの有効性および安全性を第Ⅲ相二重盲検無作為化比較試験VERIFY で検討した。 その結果、 主要評価項目の臨床的奏効の達成率は、プラセボ群に比べ、 rusfertide群で有意に高かった。 試験結果はJ Clin Oncol誌に発表された。
本試験の限界は、 プラセボ対照期間が32週間と短く、 真性多血症 (PV) 患者におけるrusfertideの長期的な安全性・有効性、 特に血栓性イベント、 二次性悪性腫瘍、 疾患進行を十分に評価できない点です。
真性多血症 (PV) は、 赤血球増加を特徴とする骨髄増殖性腫瘍である。 rusfertideは皮下注射のヘプシジン模倣ペプチドであり、 赤血球増加を抑制する。
本試験は、 瀉血を頻回に要し、 ヘマトクリット (Ht) 値の管理が不良なPV患者を対象にrusfertideの有効性および安全性を検討した。
VERIFY試験のPart 1a (32週間) では、 頻回の瀉血を要する患者293例を対象に、 細胞減少療法の併用の有無を問わず、 以下の2群に1:1で二重盲検下に無作為化された。
主要評価項目は臨床的奏効 (20~32週に瀉血の適格基準を満たさない状態) とした。 主な副次評価項目は、 ベースラインから32週までの瀉血回数、 Ht値45%未満を維持した患者の割合、 患者報告アウトカム (PROMIS Fatigue SF-8a* TスコアおよびMFSAF TSS7**) の平均変化量とした。
臨床的奏効率は、 プラセボ群に比べて、 rusfertide群で有意に高かった。
臨床的奏効の達成率
p<0.0001
rusfertide群では、 プラセボ群に比べて瀉血回数が少なく、 Ht値45%未満を維持できた患者の割合も高かった。
瀉血の平均回数
p<0.0001
Ht値45%未満の維持
p<0.0001
PROMIS Fatigue SF-8a TスコアおよびMFSAF TSS7は、 いずれもプラセボ群に比べrusfertide群で有意に改善した (それぞれp=0.0252、 p=0.0240)。
主な有害事象は、 注射部位反応、 貧血、 疲労であった。 死亡例は報告されなかった。
著者らは、「rusfertideは、 標準治療を受けている瀉血依存のPV患者において、 Ht値の管理を有意に改善し、 瀉血の必要性を減らし、 患者報告による症状も改善した」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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