HOKUTO通信
2ヶ月前
2025年4月からの初期臨床研修先を決める 「2024年度医師臨床研修マッチング」の最終結果が24日公表された。 HOKUTO編集部の集計では、 大学病院 (本院) の募集定員に対する定員充足率 (マッチ率) 100%のフルマッチとなったのは81大学中19大学だった。 前年度の21大学から2大学減った。
集計対象は、防衛医科大学校を除く81大学の本院。 兵庫医科大、 藤田医科大、 帝京大の3大学は、 前年度100%未満だったものの、 今年度はフルマッチを達成した。
2024年10月から名称が変わった東京科学大も、 前年度に引き続きフルマッチとなった。
一方、 前年度充足率100%から下落したのは、 大阪医科薬科大、 東京大、 奈良県立医科大、 東海大、 産業医科大の5大学。 特に産業医科大は14.3㌽減の85.7%で35位となった。
9大学ではマッチ率が3割を下回った。
フルマッチやマッチ率90%台の大学は首都圏をはじめ都市部の大学が多い一方、 地方では定員を大きく割り込む大学も多い。 大学本院の人気低迷が続く中、 都市部に人気が集中している傾向がうかがえる。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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