【NEJM】肥満者の心不全、 チルゼパチドで増悪リスク減 : SUMMIT
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海外ジャーナルクラブ

13日前

【NEJM】肥満者の心不全、 チルゼパチドで増悪リスク減 : SUMMIT

【NEJM】肥満者の心不全、 チルゼパチドで増悪リスク減 : SUMMIT
Packerらは、 BMI 30以上の駆出率の保たれた心不全 (HFpEF) 患者を対象に、 チルゼパチドの有効性を二重盲検無作為化プラセボ対照試験SUMMITで検討した。 その結果、 主要評価項目の一つ、 心血管死または心不全増悪の複合の発生率は、 チルゼパチド群 (364例) が9.9%、 プラセボ群が15.3%だった (HR 0.62;95%CI 0.41~0.95;p=0.026)。 もう一つの主要評価項目であるカンザスシティ心筋症質問票臨床サマリースコア (KCCQ-CSS) の試験開始前から52週時点までの平均変化量は、 チルゼパチド群が19.5±1.2、 プラセボ群が12.7±1.3%だった (群間差6.9; 95% CI 3.3~10.6;  p<0.001)。 

📘原著論文

Tirzepatide for Heart Failure with Preserved Ejection Fraction and Obesity. N Engl J Med. 2024 Nov 16. Online ahead of print. PMID: 39555826

👨‍⚕️HOKUTO監修医コメント

GLP-1受容体作動薬としては、 珍しく有害事象 (主に消化器系) のリスク増加となっている点は注意です。

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N Engl J Med. 2024年11月13日オンライン版

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編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。

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