海外ジャーナルクラブ
22時間前
Wazniらは、 心房細動 (AF) のカテーテルアブレーションを受けた脳卒中リスクの高い(平均CHA2DS2-VAScスコア3.5±1.3)患者を対象に、 左心耳閉鎖術の有効性および安全性を無作為化比較試験OPTIONで検討した。 その結果、 36ヵ月時点で、 安全性の主要評価項目 (手技以外の原因による大出血または臨床的に重要な非大出血) の発生率は左心耳閉鎖デバイス群 (803例) が8.5%、 経口抗凝固薬群 (797例) が18.1%であった (優越性のp<0.001)。 有効性の主要評価項目 (36ヵ月時点の全死因死亡、 脳卒中、 全身性塞栓症の複合) の発生率は、 それぞれ5.3%、 5.8%であった (非劣性のp<0.001)。
Left Atrial Appendage Closure after Ablation for Atrial Fibrillation. N Engl J Med. 2024 Nov 16. Online ahead of print. PMID: 39555822
主要評価項目の安全性は優越性、 有効性は非劣性デザインで統計解析されています。 今後このような形が増えてくるかもしれません
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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