今年の年末年始は最大11連休になるそうですが､ 医師の5人に1人が職場で過ごすことが明らかとなりました｡ 過去のエピソードを交えながら紹介します｡

約半数は ｢自宅｣

医師向け転職サイトなどを運営するエムステージが2023年12月5~7日､ 会員医師に年末年始事情をアンケート｡ 医師536人から回答を得ました｡

年末年始を過ごす場所を尋ねたところ ｢常勤先の医療機関｣ ｢アルバイト外勤先の医療機関｣ と回答した医師は､ 今年の大みそかが23.3%､ 2024年元日が20.5％との結果となりました｡ ｢自宅｣ は大みそか､ 元日とも約半数でした｡

いずれも株式会社エムステージのプレスリリースから転載

昼食抜きで計120人診察 / だいたい重症疾患が来る

過去の年末年始の勤務で印象に残っているエピソードを自由記述で尋ねました｡

• 研修医時代は休みがなく､ みんなで年越し｡ (30代/健診･ドック)
• 20代のころ､ 救急病院1人日勤｡ 昼食抜きで大晦日､ 元旦各60人ほど診察｡ もうできません｡ (50代/循環器内科)
• 年越しの救急外来は大動脈解離など重症疾患が来て大変な思い出です｡ (30代/循環器内科)

5泊6日寝当直で150万円

• 5泊6日寝当直で150万円もらったことは､ 平成の良い時代でした｡ (50代/一般内科)
• 年末年始の当直は給与2倍だったので､ 独身の時は楽しみにしていました｡ (40代/一般内科)

カップそばで年越し / 高い出前を皆で頼んだ

• 年末の当直に高い出前を頼んで､ 皆で食べた｡ (40代/糖尿病内科)
• 大みそかに自分のデスクにカップ蕎麦が置いてあって､ それが病院からの年越し蕎麦だったと知った時おもしろかった｡ (30代/一般内科 [訪問診療] )
• 年越しそばやお節料理が気持ちをホッコリさせます｡ (50代/一般内科)

参考資料

株式会社エムステージ : 【医師536名に ｢年末年始の過ごし方｣ に関するアンケートを実施】5人に1人の医師が年末年始を職場で過ごす