海外ジャーナルクラブ
5ヶ月前

GBD 2023 Cancer Collaboratorsは、 GBD 2023の枠組みを用いたシステマティック分析により、 204ヵ国・地域の47種類の癌を対象に1990~2023年の世界の癌負担を推定し、 2050年までの将来予測を行った。
本論文のポイント
● 2023年の世界の新規癌症例は1,850万件、 死亡は1,040万件で、 癌は死因の第2位であった。
● 2050年予測は、 新規癌 3,050万件 (2024年比60.7%↑)、 死亡1,860万件 (同74.5%↑) 。
● この増加は高所得国 (死亡者42.8%↑) と比し、 低・中所得国 (同90.6%↑) で特に著しいと予測。
● 年齢調整死亡率は減少傾向だが、 2030年までに癌を含む非感染性疾患死亡率を3分の1減少させるという持続可能な開発目標 (SDG) の達成には不十分であると結論付けられた。
GBD 2023のがん負担推計は、 COVID-19や紛争の影響、 データの地域的偏り、 感染症起因がんや生存者の長期的負担を十分に反映しておらず、 今後のデータ整備と登録体制の強化が必要です。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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