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24日前

Langeらは、 デンマークの全国レジストリに登録された生殖年齢の女性を対象に、 現代のホルモン避妊薬の使用と大腸癌の発症リスクとの関連を全国規模のコホート研究で検討した。 その結果、 ホルモン避妊薬を現在使用中または最近まで使用していた女性における大腸癌発症リスクの上昇は認められなかった。 研究結果はBMJに発表された。
閉経後女性を含むメタアナリシスとは結果が一致せず、 その要因として対象製剤や用量、 研究実施時期の違いが考えられます。
【JAMA Oncol】ホルモン避妊薬のプロゲスチン種別で乳癌リスクに差 : 全国コホート研究
【BMJ】ホルモン型避妊法、 一部で虚血性脳卒中・心筋梗塞リスク増加
近年、 若年女性で大腸癌の発症が増加している。 一方で、 現代のホルモン避妊薬が種類によってこのリスクにどのような影響を与えるのかについては明らかにされていない。 そこで本研究では、 生殖年齢の女性を対象に、 ホルモン避妊薬と大腸癌発症リスクとの関連について、 ホルモン避妊薬の種類別および使用期間別に検討した。
本研究はデンマークの全国レジストリに基づく全国規模のコホート研究である。 対象は、 1995~2021年にデンマークに居住していた15~49歳の女性のうち、 5年以上の居住歴があり、 癌、 子宮摘出、 卵巣摘出、 不妊手術の既往がない195万6,948例であった。 ホルモン避妊薬の種類と使用期間別に、 初回の大腸癌診断に対する調整発生率比 (IRR)*を95%信頼区間 (95%CI) とともに算出した。
追跡期間の中央値は、 12.5年 (計2,450万人年) であった。 追跡期間中に1,878例が大腸癌と診断されていた。
ホルモン避妊薬の非使用者と比べて、 現在使用中または最近まで使用*していた女性における大腸癌のIRRは0.94 (95%CI 0.83-1.06) であった。
使用期間別では5年未満で0.97 (95%CI 0.85-1.11)、 10年超で0.86 (95%CI 0.62-1.18) であり、 いずれの期間においてもホルモン避妊薬の使用と大腸癌の発症リスクに関連は認められなかった。
過去の使用者*のIRRは、 非使用者と概ね同程度であった。 ただし、 ホルモン避妊薬の使用中止から10年以上経過した女性では、 大腸癌リスクが低下する可能性が示唆された (IRR 0.81, 95%CI 0.66-0.99)。
新しい配合経口避妊薬と従来の配合経口避妊薬との間に一貫したリスクの差は認められなかった。 最も多く使用されたプロゲスチン単剤ピルのIRRは1.09 (95%CI 0.74-1.61)、 最も多く使用されたプロゲスチン単剤の非経口製剤であるレボノルゲストレル放出子宮内システム (LNG-IUD) のIRRは0.96 (95%CI 0.81-1.15) であった。
著者らは、 「現代のホルモン避妊薬の使用は大腸癌リスクに大きな影響を及ぼさず、 若年女性において増加傾向にある大腸癌の発症の予防にも増加にもつながらないものと考えられる。 一部のサブグループでは推定値の精度が不十分であったが、 ホルモン避妊薬の使用と大腸癌との関連を支持する結果は得られなかった」 と報告している。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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