海外ジャーナルクラブ
30日前
Hesselingらは南アフリカで、 家庭内で多剤耐性 (MDR) 結核に暴露した小児を対象に、 レボフロキサシン予防投与の有効性と安全性を二重盲検クラスター無作為化比較試験で検討した。 その結果、 無作為化から48週時点までの結核発症率 (結核による死亡含む) はレボフロキサシン群 (453例) が1.1%、 プラセボ群 (469例) が2.6%であり、 レボフロキサシン群の方が結核発症率が低かったが、 有意差は認められなかった (HR 0.44、 95%CI 0.15~1.25)。
プラセボ群の発生率を7%と想定して実際は2%程度にとどまったのが誤算だったようです。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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