海外ジャーナルクラブ
2ヶ月前
Fuらは、 メディケアおよび2つの民間保険の請求データに登録された2型糖尿病成人患者を対象に、 SGLT-2阻害薬、 GLP-1受容体作動薬、 DPP-4阻害薬が高K血症のリスクに与える影響をコホート研究で検討した。 その結果、 SGLT-2阻害薬はDPP-4阻害薬 (調整HR 0.75、 95%CI 0.73-0.78)、 GLP-1受容体作動薬(調整HR 0.92、 95%CI 0.89-0.95)よりも高K血症のリスクが低く、 GLP-1受容体作動薬もDPP-4阻害薬 (調整HR 0.79、 95%CI 0.77-0.82) よりも高K血症のリスクが低いことが明らかとなった (いずれもp<0.001)。
高K血症を「血清カリウム値≧5.5mmol/L」 と定義している点は注意が必要です。
編集・作図:編集部、 監修:所属専門医師。各領域の第一線の専門医が複数在籍。最新トピックに関する独自記事を配信中。
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